最近のペットブームで犬や猫を飼う人は増えていますね。
我が家では柴犬を室内で飼っていますが、
昭和の時代は外飼いが主流だった犬も、今では室内で家族同然で飼う人も多いように思います。
マンションなどもペット可の物件が増えてきて、
今後ますます犬を室内で飼う家庭は増えていくと思われます。
この記事では我が家の経験をもとに、
犬(柴犬)を室内で飼うときの注意すべき点について解説します。
柴犬は性格に特徴のある犬種です。
迎え入れたワンちゃんが落ち着いて過ごすことができると、
柴犬ライフもグッと楽しいものになります。
柴犬が室内で落ち着いて過ごせるレイアウトにするにはどうすればいいでしょうか?
我が家の場合は、居間とタロウの寝床のある2階の部屋は自由に行き来できるようにしています。
よく大き目のケージだけを用意し、その中だけをワンチャンの居住スペースと考える人がいます。
(私もはじめはそのようにイメージしていました)
が、結果それはうまくいきませんでした。
やっぱり居住スペースがケージの中だけ、というのはワンちゃんにもストレスになるみたいです。
やっぱりある程度自由に動き回れるレイアウトにしてあげると快適そうです^^
ウチは最終的に居間とタロウの寝室は自由に行き来できるようにしました。
そして居間にケージとトイレ、食事の場所を別々に設置しました。
タロウは生後8か月の頃やってきたのでトイレのしつけがうまくいかず、
ケージ周辺も含めてトイレになってます笑
大切なことはトイレと食事の場所は別々にすることです。
画像では食事スペースとトイレが隣になってますが、
本当は出来るだけ離し、かつトイレは人目につかない場所に設置するのがベストです。
柴犬の習性によると、トイレもなるべく目立たずしたいみたいですね。
またキッチンなど、あまり入って欲しくない場所は
柵を設置して自由に入れないようにしています。
こんな感じですね(^^
この柵はホームセンターで購入しました。
人と一緒に居間を自由に動き回れるくらいの居住スペースがあると、
ワンちゃんも快適に過ごせると思います(^^
我が家ではケージの役割は一つだけです。
それはタロウの退避場所です。
これでいうと、「食事スペース」の部分。
ここにタロウが逃げ込んだ場合は叱ることも、捕まえることもしません。
ここはタロウにとってほぼ治外法権です笑
このように愛犬が心の安定を保つための場所としてケージは利用されるべきだと思うです。
だから、ケージの大きさはワンちゃんが余裕をもって入れるスペースがあれば十分です。
ワンちゃんによっては身を隠せるような、屋根のあるケージ好むワンちゃんもいると思いますが、
ウチのタロウの場合はそのような場所を用意してもあまり入ろうとしませんでした。
ですので必ずしもケージを用意する必要はなく、
ホームセンターで買った柵で囲ってあげれば十分です。
出来たら防水マットや専用の絨毯などを下に敷いてあげると
よりワンちゃんが過ごしやすくなりますね(^^
タロウはトイレのしつけには苦労しました。
(というかまだしつけ出来ていない)
当初は専門書などに書いていることを読んで色々試しました。
例えば、
などなど・・・
結果をいうと、どれもうまくいきませんでした。
多分トイレは子犬の頃からしつけができないと、無理とは言いませんがかなり難しいと思います。
タロウは生後8か月までブリーダーさんのドッグランで排泄していたので、
迎え入れた時には、ほぼそれで癖が出来上がっていたんですよね。
柴犬は我が強い犬種ですから、一度癖がついてしまうとなかなか(笑)
最終的に我が家では、
タロウがオシッコをした場所をトイレにしました。
そこを中心に室内のレイアウトを組み立てることでうまくいきました。
ケージの柵に向けて、足をあげてオシッコするんです笑
(だからケージの内も外にもシートをしいています)
そしてそこにオシッコをする度に褒めることを繰り返し、行動を強化していきました。
こうして我が家ではタロウのトイレ問題は解決したのですが、
妻の自宅など、他の室内では逆にしなくなってしまいました。
そのような場合は仕方なく、3回/日ほど外に連れて行っています。
ニオイについては、ほぼ我が家では諦めてます笑
犬を飼っているとどうしても「動物園のようなニオイ」はしてしまいますね。
ただ何もしないとそのニオイがどんどんきつくなるので、
やらないことには仕方ありません。
ニオイの発生源でいうと
となります。寝床や絨毯はワンちゃんの唾液が結構つくんですよね💦
我が家ではまず脱臭機というのを設置しています。
5年ほど前に購入した富士通のPLAZIONという製品です。
効果があるかどうかというと??です。多分あるんでしょう、という感じ。
それと除菌もできる消臭剤。
ニオイは菌から発生するということです。
その菌を除菌する次亜塩素酸系のもの(我が家では「ジョキング」を愛用)や
天然成分のみでつくられた消臭剤(「きえ~る」など)が効果があります。
どちらもワンちゃんが舐めても大丈夫なので安心ですよ^^
柴犬の場合、さほどシャンプーは必要ないと言われます。
なかには一度もシャンプーしない飼い主もいるそうです。
ただニオイが気になる人は、やっぱりした方がいいです。
頻度は1か月に1度くらいで良いと思います。
シャンプーもお店に依頼すると5,000円ほどかかりますが、
自分でお風呂場などでやると数百円ですみます。
(後ほど紹介するトリミングテーブルが役立ちますよ)
あまりにニオイが気になるようなら、発生源をまるまる交換することも考えましょう。
お金はかかりますが有効です。
手間がかからなければ、定期的に洗浄できればかなり効果的です。
私がお香が好きなので使っているのですが、
結構有効です。
お香の香りでごまかすのもありますが、
多分、煙の細かい粒子がニオイの元を抑えているような?
そんな印象を感じます。
リラックスもできるのでいいですよ(^^
お香はインドのお香が長持ちするので、よく使っています。
香りもいろいろあるので、自分の好きな香りを探すのも楽しいですよ。
柴犬はとにかく抜け毛が多い犬種です。
どれくらい抜け毛が多いかというと、、、
これくらい^^;
これは春先の換毛期の一日分です。
こんな量の抜け毛がしばらく続きます。
柴犬は抜け毛が多い犬種なので、
春、秋の換毛期はもちろん、それ以外も出来るだけ毎日ブラッシングをしてあげましょう。
動画で使用している、ファーミネーターという専用の器具を使うと面白いように抜け毛の処理ができますよ(^^
またトリミングテーブルもあると便利です。
タロウはブラッシングを嫌がって逃げるので、このテーブルのお蔭でグッとブラッシングが楽になりました。
オススメです(^^
散歩の前に出来るだけ排泄は済ませてしまいましょう。
近所にはペットのことを快く思っていない人もいるかもしれません。
そんな人の家の前でもし愛犬がオシッコしてしまったら、
あまり良い気分はしませんよね。
公衆衛生的にも、余計なトラブルを避けるためにも、
散歩の前にトイレは済ませてしまった方が良いのです。
そしてオシッコを流すための水とウンチ袋は忘れずに持参すること。
水は愛犬の尿を洗い流すために使用します。
そうすると他のワンチャンが臭いを嗅いで、オシッコで上書きするのを防止できます。
電柱などは長年の犬の尿が原因で腐食してしまうと言います。
そういったことを防ぐためにも、犬の散歩のマナーとして排泄物はキチンと処理しましょうね。